給食の時になると…

…隆志君?

『…っな、何これ』

隆志君が私の給食にホコリやゴミを

…入れていた。



『うまそうだろ♪』


私は毎日、給食を食べなかった。


私の物が捨てられたり落書きされたりなんて当たり前。


体育の授業になるとデブって書かれた体操服を着てうけた。


教師は見てみぬフリ

挙げ句の果てには
『体操服は親の金で買っているんだ!物を粗末にするな』

自分で書くわけがない。
まるで自分で書いたかのように責められた。




もう辛かった。
親にやっとイジメのことを話したのは


暴力が始まった頃だった。