「連れていきたいとこが
あるから良いか?」


秀ニの男らしい横顔をみて
また惚れてしまう


「どうした?」


秀ニが私に顔を向け
ニコリと笑う

その笑顔がまた私の顔を
赤くさせた


私は秀ニの行くところを了解をし

風景を眺めた

もう空が星空へと変わり始めてる








30分後
車が停止した

もう付いたのだろうか

秀ニに手をかしてもらい

周りの風景を眺めた



「綺麗……」

そこには色とりどりに光っている
滑走路だった

こんなに綺麗だったっけ?

「綺麗だよな…ここ」

偶然話しかけてきた秀ニ

「俺さ…今更言うのもどうかと
おもうけどさ
どうしてもアヤコに会いたいって
思ったときここに来てたんだ

このむこうにはアヤコが待ってくれてるって」

秀ニが切なそうに滑走路を
眺める

……そうだっんだ

秀ニもそんなことあったんだ…