学校を休み、自分の部屋にこもり続けた。

 その間に私は何度も自分の手首を切った。


 死にたかったわけではない。


 おかしな話かもしれないが、血が見たかったのだ。


 流れ出る自分の血を見ながら、私はつぶやいた。


「この血にはママと……本当のパパの血が入ってる…」