「ただいま〜」 「「あ、おかえり」」

…自分の家に帰ったはずなのに


其処には何故か、凛夜と凍夜がいた。


「…何故に君達がここにいる!!?」


思わず鞄を落とし、指を指して叫んでしまった。


「何で君達?」

と、兄がツッコミを入れてるのは気にしないでおこう


「何故って…なあ?」
「……居候することに…なったから」


しれっと言った2人に対しまた叫んでしまった。


「い、居候!!!!?何で」


ガバッとお母さんの方を見ると


お母さんは笑顔で

「深雪ちゃんと健之さんが仕事の都合で海外に行くことになったのよ〜
ソレでね、凛夜君と凍夜君は学校を辞めるわけにもいかないからこっちに残る事になったの〜
でも、子供達だけじゃ不安だから私の処に居候させようって話しだったの〜」


ニコニコと言う私のお母さん


その様子を見て私は、絶句してしまった。

ちなみに……


深雪さんと健之さんはこの双子のご両親なんだ


私は、この2人の両親つまりお母さんの幼なじみだったせいか、彼らと幼なじみ関係になったの