少しの沈黙の後 彼が急に 「君今から…時間ある?」 「は…はい」 「じゃあさお礼もかねて すぐそこのファミレスいこーよ! もち俺のおごりだからさ!!」 「そ…そんな悪いですよ!!」 「いいからいいから♪」 そういって彼は私の手をひっぱる ドクンッ―――― まただ… なんなんだろう… この胸の高鳴りは… 手が触れ合うだけで話すだけで 目があうだけで… ドキドキする… 今までこんなことなかった… なんなんだろう… この胸の高鳴りは…