殺し屋少女の恋物語



そんなあたしが一般人として
学校に通って友達をつくって
楽しくすごす、なんてできるわけない。


そのとき、ふと
奏たちの顔を思い出した。


…もう、あたしには関係ない。

あたしは…冷愛じゃない。


roseだから。

だからもう、奏たちには会ってはいけない気がしたんだ。


あたしはこれからも殺し屋roseとして生きていくことにした。