奏はあたしを 止めようとする。 だめ。 振り返ったら 未練が残るから。 「…バイバイ」 あたしは、 そのまま本部へ向かう。 真っ赤な建物は 他とは違う雰囲気がする。 なかにはいると雷がいた。 「…雷。」