殺し屋少女の恋物語




「…俺はな…
俺は…冷愛のことが…」


「言わないで!」



聞きたくない。


続きは分かってる。


死ぬのが、殺すのが


…余計辛くなる。


「銃、かして?」


奏から返してもらった銃を

自分の腹部に向ける。



「おい冷愛っ!」