「冷愛依頼だよ」

携帯ごしに聞こえる
雷の声。


「了解。」


みんなに気づかれないように
静かに部屋を出る。


向かう先は本部。

奏たちとあってから
久しぶりの依頼。

だから余計に
からだが重く、
本部までの道が長く感じる。