殺し屋少女の恋物語



「俺んちでいいかな」


そう言い出したのは
リーダーの茶髪の後ろに
立っているまた茶髪の男

「その前に名前は?」

茶髪の男が多すぎて
誰が誰だかわからない


「あぁ、俺は奏。」

リーダーの茶髪が奏。

「俺は龍だよ」

さっきの茶髪が龍。

「俺は響」

そのまた茶髪が響。

「…遊」

無口な黒髪が遊。