殺し屋少女の恋物語



「あと、雷と奏のお墓にも行かないといけない。偶然にも同じ場所にあるんだ。」


そう言って遊に、deadからもらった紙を見せる。


「俺も、行きたい。
奏の墓の場所知らなかったんだ。」

「明日、また遊の家に行くから一緒に行こう。」

「あぁ。あと、言いにくいんだけど…龍達は、多分…冷愛を恨んでると、思う。」


龍達はあたしを恨んでる…。

それが普通なんだよ。

遊があたしを恨んでてもおかしくないじゃん。

それでも遊は…あたしを恨まなかった。