駅から見える、茶色の屋根の家が遊の家。
1歩ずつゆっくり歩く。

5分かけて遊の家についた。


『大丈夫』
と、自分に言い深呼吸をする。


ピーンポーン…


『…はい。』

遊、だ。

『あ…あたし。冷愛…です。』

『冷愛!?すぐおりる!!!』

その声がした途端に家のなかでは階段をかけおりる音がした。

ガチャ