たった半年であたしは 雷と奏という大切な人を失った。 その苦しみを殺しで補った。 たくさんの人が死んでいった。 あたしのせいで。 雷も奏も遊の妹も…。 これからあたしがどう生きていけばいいかわからなかった。 ただ奏があたしのせいで亡くなったんだから、遊たちに謝らないといけない気がした。 あたしは明日、遊たちに会いに行くことにした。