殺し屋少女の恋物語



あたしはお母さんの顔もみずにただ前に進んでマンションへ向かった。

お母さんとはもう会わないと思う。

お母さんの方は見なかった、見れなかったんだ。


マンションに入ると、しゃがみこんだ。


急に流れ落ちた涙。

半年ぶりに流した涙。

しばらく涙は止まらなかった。

半年間いろいろあった。