その“蓮”っていう人を待っているときの空気は最悪だった。 あの女嫌いであろう紅君はずっとあたしを睨み付けてくるし、 あんなに五月蝿かった海でさえもずっと黙ってるし。 もう、早く着てよー・・。 あたしのイライラが頂点に達しそうになったとき、 ―ガチャ ようやくドアが開いた。 そして、次の瞬間――