「俺らのテリトリーで勝手なことしてもらっちゃあ、困るなぁ~」


救世主たちが現れた。


「その子、離しなよ。怖がってるじゃん」


逆光のせいでよく顔が見えないけど、どうやら・・・3人?いるみたい。


「ねぇ、離しなよ。俺らが言ってること、聞こえない?」


喋った彼からは恐ろしいオーラが出ている。


彼らにムカついたのか、あたしにナンパしてきた男達はキレた。


「俺らがなにしようがお前らには関係ねぇ!!」


「餓鬼は黙っとけ!!」


でも、彼らは大人がそういっても全く動じない。