「変わってないようで、変わってるんだね。
いろいろさ…」

そういった彼女は
あたりを見回しながら校舎内を歩き回った。

そして、変わらず3年A組はそこにあった。

「私の青春の場所だね。」

一歩足を踏み入れると6年前にタイムスリップしたかのように
あの頃の声が聞こえてきた気がした。

「先生、出席とってよ。」

「え?順番覚えてないよ」

「いいから!」

俺は半強制的に教壇に立たされた。