「俺は…結婚してる。
だから、早瀬の気持ちには答えられない。
でも、俺は教師としてお前をずっと支えていきたい。

それが、今日の告白の答え」


ふと早瀬の方をみると、頬に涙がつたっていた。
キレイだと思ってしまった。

早瀬のまっすぐな瞳が俺を見ている。

「先生は…優しすぎるよ…。そんなこと言わなくてよかったのに…」

「ごめん。でも、俺の答え聞いてほしかった。」

それが、俺の精一杯の早瀬への思いだったから。
早瀬は、ただそれを聞いてくれた。

「ひろや先生…私…」

早瀬が言葉をいう前に、俺は早瀬を抱きしめていた。
いつから俺はこんなにも大胆になったのだろう。