「とっさにタオルかぶせてくれて、外に連れ出してくれたから
私ひどくならずにすんだのかも」

あのままだったら気絶していただろうと
保健の先生に言われたのだ。

「あれからも、何度か繰り返したけど…
もう大丈夫?」

「うん。もうならなくなったから。」

少しホッとした。

いつもしっかりしている早瀬が
弱い部分を見せるなんてそんなに無いことだった。
だから戸惑ったのかもしれない。