なにやら焦っているようで、すぐに電話が切れてしまった。 「と、とりあえず〇〇病院にいかなきゃっ」 ----この時、私はもう気付いていたのかもしれない。 風は傘もささずに雨の中へ飛び出していった。 「ハッ・・・ハッ・・・」 バシャバシャッ 病院が見えてきた。 病院に近づくにつれ、じょじょに不安がましていく。 風は不安を押し払うかのように病院へ走る。