その瞬間、投げる音が止まった。 「痛・・・」 頬に英和辞書があったたらしく、あたった部分が熱かった。 座りこんだ私のに和樹がベットから降りてきて座る。 顔をあげた瞬間だった。 「ちょ、かず」 名前を呼ぼうとしたのに、唇でそれをさえぎられる。