もう一度だけ…

付き合う。

あたしには似合わない。
「ねーね、優子！あんたたち手紙交換とかしてみたら？」


部活終わりにあの３人で

語っていた時だった。

蘭があたしにいってきた。

「え～ー～？なんで？」
あたしは叫んでしまった。

「いや～だってもっと知りたいんでしょ？こんままでも矢野もずっと高山任せで終わると思うよ？」

な、納得した。

うん。いいかも！

２人に背中を押され

頑張ることにした。

「じゃあ…あたし、手紙交換する。」

「よしっ！じゃあたしが明日矢野にきいとく！」
ありがとう。ありがとう。