私は、彼に手を振った。 ケーキでも買っていこうかな。 痛いよね。 仕方ない。 いつか二人で過ごせたら… 「バーカ」 良いなって 「今日は俺達があって七年目でしょー」 思ってたんだけどな。 「…知ってたの?」 「悪いか?」 「いや…」 「せめて…」 首には冷たいものがくっついた。