アイツが倒れた後
しばらくしてから様子を見に行ったが
眠ったまま起きない。
唸ったりしてはいるらしいが…


「もう、2日目です」

「山崎君」

「…どうします、このまま様子を?」

「あぁ…悪いが頼む」

「承りました」


─医務室をあとにする。


ちっ…
2日か。

苦しんで気絶しちまって…
何があったんだ。



─どたどたどたっ



「ん?」