出掛けようと二人に提案して、私はあの場所へ来ていた。


昨日のあの人に会った場所。


まぁ正確にはつれてこられたんだけど。


「何で警察署?」


「もうすぐわかるさ。」


って言っても、会えなきゃ意味ないんだけどさ。


あっ向こうから誰か来る。


これって神様のお導き?


まさかあっちから現れてくれるなんて。


「よっ未成年。また夜遊びか」

「だったら堂々とこんなとこにいないよ。」


「それもそうか。」


「仕事終わり?以外と私服キメてんだ。」


「余計なお世話。それより何のようだよ。こんなとこに。」


「あんたに会いに来たんだ。」

「俺に?晩飯の材料買って帰る予定だったし家来るか?」


「行く。お前らどうする?」


「ここまで連れてきといてそれなくない?行くよね?」


「行く。」


こうして私たちはお巡りの家に行くことになった。