「桜井っ!」 私が答えるよりも先に、キレイな顔の男の子が答えた。 またびっくりしちゃって、私は余計固まってしまった。 「あれ?翔?」 南ちゃんの驚いた声が聞こえて、 「とりあえず准。こっちおいで?」 と優しく微笑んでくれた。