「あはは。准、顔真っ赤だよ?」 だってだって。 澤田くんでしょ? 「そうそう!准が大好き澤田くん。」 「いや、だから・・」 あれから何回か廊下ですれ違う度、凝視しちゃう私を見て、 「准やっぱり好きなんでしょ?」って言われて、 「顔がタイプ」と答えていた。 「准と翔、お似合いだよ?」 と言われ必死で否定していると、私の携帯が鳴った。