「起きて、蓮。コーヒー入れたよ」


「あれぇー、いつの間にか寝てた…」



ベッドから起き上がり、蓮はコーヒーを口にする。



「俺が寝てる間に変な事してないだろうね?」



ギクッ!?


「すっ、するわけないでしょ」


「じゃあ、これからする?」


ポンポンと蓮はベッドを叩く。



………。



ぷっ!!


あたしは耐え切れず吹き出して笑ってしまう。



「なに笑ってんだよ」


「ごめん。そっ、その顔で言われても」