さすがに、気を使わな過ぎたかな…ちょっぴり反省。 「言っとくけど、俺は転校して一週間くらいだぞ」 「だから…?」 「一日一人のペースでも不可能だろ」 「確かに…」 「どんだけ俺を軽い男だと思ってんだよ」 「違うの?」 「こう見えて俺は一途なんだよ」 蓮が一途かどうかは置いといて、どうやら噂は単なる噂でしかないらしい。 食事を終えると、蓮はソファーに座り、リビングでくつろぎ始める。 蓮は見事にカレーを二皿平らげた。