「あんた…ストーカー…」 後ずさりするあたしに、男は不適な笑みを浮かべた。 部屋の隅まで追い詰められて、男の手があたしの顔に触れる。 「大丈夫、優しくするから」 そんな男の言葉に、自分の顔が赤くなるのがわかった。 男はあたしの頬を撫でると、今度は太ももに手を伸ばす。 ダメ… 「そんなに緊張しないで、力を抜いて」 彼の顔が近づき、伸びた茶色い前髪があたしの顔に当たる。 心臓の鼓動が早くなる… ストーカー相手に、あたしドキドキしてる…。