動揺するあたしの瞳と、寝ぼけ眼の男の視線がぶつかる。



どうしよう…見つかっちゃった。



「一緒に…寝よ…」


男は寝ぼけた声を出すと、あたしの腕を掴む。



えぇー!?



あたしはそのまま、ベッドの中に引きずり込まれた。



何なの…この展開!?



引き寄せられた体は、そのまま男に抱き寄せられて、



ベッドの中で、ギュッと抱きしめられた。



こっ、こういうの初めて…



体が密着して、顔も近い…



あたしの耳元からは、彼の寝息が…



って!?…また寝たの!!