「で!!さっそく本題なんだけど…」


明美は眉間にしわを寄せ、話を切り出し、


「二人はどういう関係なの!?」


勢いよくテーブルに身を乗り出す。



「えーと、それは…」


助けを求めるように蓮の方を見ると、知らん顔で窓の外を眺めていた…。



「あたし達…」


「何?」


「あたし達…付き合ってます」


「えぇぇぇー!!」


そんな悲鳴のような叫び声が、店中に響いた。



そのまま明美は絶句し、固まってしまった。