ガラガラガラッ。



保健室の扉が開く音に、あたしを触る神谷 蓮の手が止まる。



「はーい、そこまでぇー」


そこには、白衣を着た奇麗な女性が立っていた。



「私の神聖な場所を、汚さないでくれる?」



跨がったあたしの体から、神谷 蓮はゆっくり下りた。



本当に…あたし汚されるとこだった。





こうして…


あたしとあいつの学校生活が始まった。