やっぱり…。 隣に眠るのは、神谷 蓮だった。 あたしの気配を感じたのか彼は、怠そうに目を開ける。 「あっ、起きた?」 「それは、こっちの台詞よ!!」 「何をそんなに、イライラしてるの?」 「あんたが、ここにいるからでしょ!!」 「イライラと寝不足は美容に悪いよ」 そう言うと、あたしの体をベッドに押し倒す。 「何するの!?」 「保健室っていう設定もありかなって…」 「はぁ!?」