「何する気…」 「決まってんだろ」 下田くんの手が、あたしの足に触れる。 全身に鳥肌が立つくらい、ゾッとする。 やばい… このままだと、ホントに何かされちゃう…。 早く助けを呼ばないと…。 あたしが悲鳴を上げようとした瞬間、 「それ以上触れたら、お前殺すよ」 そんな蓮の声が聞こえた。 あたしは必死で蓮を探す。 けど、蓮の姿はどこにもない…。 もしかして、幻聴…?