蓮の手があたしの太ももに触れる。



太ももを撫でると、どんどん蓮の手が上昇していき、


あたしのスカートの中にまで侵入する。



ちょっ、ちょっと!?…それは!!



キーンコーン、カーンコーン。



休み時間の終わりを告げるチャイムの音に救われ、あたしは蓮から離れた。



「先に戻った方がいいよ」


そう言う蓮の顔も見ず、あたしは音楽室を飛び出した。



何であんな事に…。



あたしは、先生に頼まれて音楽室に荷物を置きに行く事になって、


そこに、たまたま授業をサボって机に寝転がる蓮がいた。