まだまだ色々あったけど今は幸せなのかもしれない。
だけど中学2年生のジトジトしていたあの雨の日。
授業中にメールが届く、
メールを開くと・・・・
自分の目を疑った。
何回もメールを読んだ。
信じれなかった、信じたくなかった。
「白血病」だなんて。
今日は母の健康診断だった、白血球が多いといつも言われていた母は
検査を受けていたようだ
そして結果・・・「白血病」だった。
授業中にも関わらず、涙がとまらなかった
数学の先生は何事だ・・・と思ったのか私にかけより何があったのか優しく
少しだけ聞いてくれて
職員室まで連れてってくれた。
「この子・・・・」先生は1ことだけ職員室にいる先生に告げて
授業に戻った。
かけよってきてくれた坂田先生は、別室に移動しようと言い
別室へ向かった。
「どうしたんだ?」と坂田先生は言った。
私は嗚咽で、うまく話せなかったが、
できるだけ話せることを話した
「白血病は・・・白血病は今は直る病気だから大丈夫。」と言った。
私はこの言葉に腹が立った。心配してくれていた先生から偽善者に見えた。
「先生の親が白血病って分かったとき。先生は泣かないんですか?先生はそんな簡単に割り切れるんですか?治る病気って・・誰が決めたんですか?私には母しかいないんですよ・・・私たちはいっぱい苦労しました。挙句の果てには母はうつ病なんです。なにもしらないのにそんな簡単な言葉で、いいくるめないでください!」
今思うと、失礼なことをいったのかもしれない。
けどあのときの私には、先生のことを考えるなんてできなかった。

