*honey**


あの日、二人の始まりはとても奇妙だった。


これは数年後に初めて言える言葉なのかもしれない。

それでもきっと運命なのだと言い切るのだろう。


「私があなたを好きになるのに何が必要?」


「簡単さ。僕が笑えば、きみも笑えばいい。」