一瞬だけ、命をください

次の日、潮はいつもと変わらず学校にいた。

お陰さまで宿題は終わった。
完璧!

1限が終わって、2限が終わって…

どんどんと時間は過ぎていく。

そして、お昼。

千早を呼んで、学校の屋上へと向かっていた。

すると、前から淕と仲が良かった(?)保険室の先生、如月夏希が何やら暗い顔をして歩いてきた。

『如月先生!』

千早が明るく声を掛ける。

すると、如月先生は潮の前で立ち止まった。

『先生…?どうかしたんですか?』

『青野さん、落ち着いて聞いてなんて言わないから。とにかく、聞いてくれる?』

『はい…?』

『4限が終わってすぐ。ついさっきね…成田くんが…

















































…息を引き取ったそうよ』





『え…』

潮の手から、お弁当が落ちた。