翌日、奈々ちゃんにも謝ったら、何故か奈々ちゃんも、
「ごめんね、有難う。」
と笑顔で言ってくれて、前より更に仲良くなった。
帰り際、みぃ君の家の前でバッタリ会った時に、
「良かったな。」
と言われた。
そして今日も、みぃ君と奈々ちゃんは笑顔で幸せそうに笑い合っていた。
もう!絶対にみぃ君より好い人、見つけてやるんだから!!
そう意気込んでいると、躓いて転んでしまった。
「大丈夫…?」
そんな私が恋に落ちるのは、もう少し後のお話し。
―ホワイトデーにはミルフィーユを―
(千もの気持ち、キミに伝わったかな。)
End.


