みぃ君と向かい合う形で床に座った。 決心して来たものの、何を言えば良いのか分からなて、沈黙が続いた。 意外にも、その沈黙を破ったのはみぃ君だった。 「今日、何か理由でもあったんだろ?」 思いもしなかった、みぃ君の言葉に驚いた。 「咲がそんなことするような奴じゃないことくらい、知ってる。」 涙が溢れてきた。 あんなに酷いことしたのに… 私はみぃ君に思っていることを全て話した。 すると、 「ばーか。」 と微笑みながら言われたら。 そして私は、鞄からあるものを取り出した。 「みぃ君…」