―陽side 生徒会が何時もより早く終わったから、奈々を迎えに行こうと立ち上がった。 奈々の嬉しそうな顔が浮かんで思わず俺まで笑顔になってしまう。 鞄を持とうとした瞬間、いきなりドアが開いた。 視線を向けると 「咲…、どうした?」 そう、咲がいた。 「あのね、お話があるの。いい?」 時間は…まだあるしいいか。 「あぁ、いいよ。何?」 「私、みぃ君のことが好き!!」