籠の中の鳥

『ちょっとどうゆう事??何でりんかからの電話拓登に渡すわけ?私が悩んでたの知ってたよね。まじありえない。私の前から消えて』

と、私は少し酔っていたせいか、きつく言ってしまった。

「まじでごめんね。もぅしないから」


と言って来た。

イズミさんとはずっと仲が良くて、圭子もイズミさんも、私にとって親友だった。

親友だからこそショックだった。

殴りたくなる程むかついたんだ。
でもそんな事は出来る分けがなかったんだ。
私は許した。
親友だから許したんだ。