籠の中の鳥

拓登とそのまま寝た。
拓登は寝る時に、私の耳を触って寝たんだ。
それが拓登のくせだと、イズミさんに昔言われた記憶があった。

少し嫉妬したんだ。



そのまま夕方ぐらいまで、寝てしまったようだった。

外が暗くなってた。


拓登は朝仕事だったのに、休んでいた。

私も二日酔いだから、ママに電話して、この時初めて
店を休んだ。


拓登が起きたので、『帰るね』と言ったら、拓登は、キスをして来た。

送ってくよと言ってくれたけど、眠たそうだったので、断って
連絡するわ!と言われ拓登んちを出て、タクシーに乗り、家に帰った。