籠の中の鳥

どきどきしながらコンビニにいると、拓登が自転車に乗って来た。

「こんばんわ。とりあえづ何か買いましょうか」

『うん。拓登何飲むの?』

「捺美さんはビールですよね?じゃぁ俺もビール」

と言って、何本かビールを拓登が買って、公園で話ながらつまみを食べ、ビールを飲んでいた。

私は完全に酔っていた。
拓登に誘われた嬉しさに少し飲みすぎたのだ。


靴が片方なくなるぐらい酔っていた。

いつの間に靴がなくなったのかも分からない。
この時の私はお酒に酔うとけっこう大変だった。