籠の中の鳥

土曜の夜、私は仕事が終った後、圭子や友達、後輩で公園で飲んでいた。

その中に、あの拓登もいたんだ…


「今日こそ拓登に番号聞いたらぁ」

圭子は少し酔いながら言った。

『絶対無理だよぉ』

「まぁ聞かなきゃ何も変わらないよ。頑張れっ」

この時はまだ拓登の事、可愛いい。
とかしか、思ってなかったんだ。