「あんた、」



母さんは声も出なくなっていた。


この作戦は軽く失敗。


だって夕食時って腹減ってるからな。


できればもっと優雅な午後にしてほしかった。



「母さん」


「茜...この紙どういうこと?」


「あのね、母さん...」