「え?してないの?」 「お前に報告するようなことはねーんだよ」 「えー教えてよぉ」 それなりに、頑張ってますけど。 「しょうがないなぁ...」 そう姉貴が言った。 その瞬間、何年も前のことを思い出してびくっとなった。 だってさ。