「え、梨本って追いかけない主義?」 「こういうときに追いかけるのは無駄だからな」 里穂は恥ずかしい時はとことん恥ずかしがって、顔も見せてくれねーもん。 「俺も手伝いますよ先生」 「え?俺悪いことした?」 「いやー、大丈夫です」 わざわざ家庭に問題があるときに、彼女にきを使うのはなぁ。