「あっ…し…失礼しましたっ!」


私は急いで靴を履いて
足早にその場を去った。

だって…。


相手の男子

小城君だったんだもん。



私の頬に一粒の滴が流れた。


「…っ…ふぇっ…」


小城君

あの子と付き合っちゃうの?